用語説明
用語説明
重陽(ちょうよう)の節供…一桁で最大の陽数(=奇数)が重なりめでたい、 ということで9月9日を祝う節供。菊の節供とも。 中国では古くから菊は薬とされており、この節供の風習に"着綿"がある。不老を願うもので、8日の晩に菊花に真綿 をかぶせ9日の朝に綿に含まれた露を飲んだり、綿で肌をなでたりした。
中秋の名月…旧暦の9月15日の十五夜 又は「芋名月」。 対して、旧暦9月13日は十三夜、「豆名月」「栗名月」。 収穫祭としての意味もあり、十五夜は里芋や枝豆、 十三夜は大豆、栗、柿などを供える。
こなし生地…関西の茶席菓子。漉し餡に小麦粉、上用粉(うるち米の粉。上新粉より細かい)、砂糖等を混ぜて蒸して作る。もっちりした歯ごたえ。
煉切生地…関東の茶席菓子。餡に餅生地を加えて煉り上げる。餅の代わりに、蒸して裏漉しした山の芋を入れる と薯蕷煉切。
外郎生地…米の粉、砂糖、葛粉を水で練り蒸しあげた生地。 あっさりした甘み。
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